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自己破産は「破産」と「免責」の2つの手続きがある

債務者が返済義務のある借金の完済が不可能、若しくは不可能な状態にある場合には、債権者に債務者の残っている財産を公平に、調整・分配することを破産手続きと言い、中でも債務者個人が申し立てをして破産手続きを行うことを自己破産と言います。また、一般的に自己破産の申立人は多重債務者であることが多く、残された財産は皆無の場合が殆どです。

自己破産には、破産と免責という二つの手続きがあり、免責とは破産によって支払不能になった借金の返済を免除することを言います。自己破産は、破産と免責の二つの手続きがとられることで初めて意味のある事実となります。

バブル崩壊後の景気悪化に伴うリストラや賃金カットの影響、また、個人キャッシング、ローン、消費者金融の利用等が簡単に出来るようになったことも大きな要因となり、平成24年1月時点でのローン等利用者は1400万人を超え、その約3分の1が債務の返済不能に陥った多重債務者となっています。

債務の免責決定には、裁判所において借金の理由に不誠実な事実がないかなどの審査をし、免責の可否を判断します。免責決定とされた場合は、自己破産申し立てまでの借金の返済が免除されることになります。